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適当なこと言ってます

自作modにおける世界線の考察

前の記事で説明した通り、現在私が開発中のmodはドナウ連邦建国史 (http://donau.hatenablog.com)様の架空歴史にインスピレーションを得て、「もしもKaiserreichの世界でオーストリア革命が起きたら?」というコンセプトで出来ており、設定が非常にややこしいです。n次創作だからねしょうがないね。しょうがないわけあるか

という事で悔い改めて自分の脳みその中にあるこの世界の設定を整理するために記事にまとめます。覚悟しろ

大前提

まず大前提として、この世界は一応Kaiserreichの世界だということを脳みそに置きましょう。無制限潜水艦作戦は行われてないし、イギリスフランス共に本土は共産化してるし、英王室と仏政府は植民地に亡命してます。元ネタ(http://donau.hatenablog.com)様の架空歴史にはフラコミは居ますがイギリスは共産化してません。まずそこで整合性をどう取ろうか迷いましたが今回はkaiserreichの設定を使うことにしました。

この世界でも元ネタ(リンク省略)様の設定と同じく、1月ストによってオーストリアボヘミアに臨時政府が誕生します。それ以外の基本的な方針としては

元ネタで起きたイベントもKaiserreich世界で起きたイベントも基本的にはどちらのイベントも起きる/起きたが、Kaiserreichのイベントでドナウ連邦が存在することで矛盾が発生するイベントは起きない(例外を除く)

という解釈の元で考察していきます。例外とは先に説明したオーストリア革命などの重要なイベントのことですね。あとゲームバランスの考慮とか。

あとはイタリア君はこの世界線独自の設定を考えてあるのでそれを先にちゃちゃっと説明します。

イタリアについて

この世界は一応Kaiserreichの世界なので、元ネタとは違い

中央同盟国軍はイタリア戦線を突破しています。

なので、元ネタで起きたイタリアとの白紙講和は実現していません。むしろ降伏させます、強い。まぁ強いのはオーストリア軍ではなくドイツ軍なんですけどね、初見さん。しかしドナウ革命戦争は元ネタよろしく発生するのでオーストリア及びハンガリー王国君は呆気なく皇帝に見捨てられ、ハプスブルク家及び皇帝は何処かに亡命し、二重帝国は無事終焉を迎えます。カワイソウニ…カワイソウニ…。

さて、この世界のイタリア君はKaiserreichと同じように1919年の和平条約によって親墺派の連邦議会が支配することになり、ハプスブルク家はその議会の監督役に任命されます。つまり最高権力者なのでイタリア連邦は実質的にオーストリアの傀儡国と化したわけですね、オーストリアが"あれば"の話ですけど。

そうして建国されたイタリア君、何が起こると思います?

そうだね、

ハプスブルク家の台頭だね。

この世界のハプカスらはドイツに亡命した後、親墺派のイタリア連邦議会を乗っ取り、新たに「イタリア・ハプスブルク帝国」の建国を宣言します。これマジ?国の規模に比べて展開が怒涛過ぎるだろ…、いかんでしょ

そして、あろう事かオーストリア革命による混乱に乗じ南チロルとトリエステを占領します(原作リスペクト要素)。人間の屑がこの野郎…。こうして元ネタと同じ形のイタリアが出来ましたとさ、やったぁ!

なおこのアイデアは元ネタ様のツイート

を見て思いつきました。なるほどなぁ

原作無視が過ぎるだろいい加減にしろ。

お前n次創作だからって何でもしていいと思ったら大間違いだぞ。いやでもこの設定ほんとパズルのピースの最後の一個くらいぴったりはまって気持ちがいいんですよ。イタリアとドナウの対立理由もできるし、世界大戦のゲームバランスもとれるし、Kaiserreichのイタリア共和国君の後ろ盾がないのに独立してる理由も説明しなくてよくなるし、戦後のインターナショナル対ドナウの冷戦の時の陣営の力もいい感じに均衡するし、ねぇ?いいことだらけなんです、ほんと。台頭云々はこじつけ

いや別に白紙講和が成立したってことにすれば整合性は取れるんだけどそれだとその後の各イベントでの整合性取るのがめんどくさくなるし、このイタリアを協商にぶち込めば本土奪還組VS本土の共産主義の構図がさらにできるからそれはそれでロマンがあっていいなぁって………。

まあこの設定が気に入らない人は手を挙げて名乗り出てください。相手になります。

元ネタから怒られたら他に整合性取れる方法考えるかも。

※2020年2月21日追記

めちゃめちゃKaiserreichっぽい事を思いついたので追記です。

Kaiserreichの共産イタリアで親オーストリア派の奴らが蜂起して第二次イタリア内戦してたら超面白くね?

ゲーム開始から既に5つ巴の内線がイタリアで繰り広げられてたら爆笑するでしょ、俺ならする。採用するかは分かりませんがメモとしてここに置いときます。想像したら面白すぎたので

ここからほんへ↓

考察

前提で話したことを基本に置き、各イベントについて考察していきたいと思います。あとこの記事は元ネタの記事が更新されたり僕の気分が変わったりしたらすぐ変えます、気分屋なので。

元ネタで発生したがKaiserreich世界においては矛盾を起こすイベント

つまり僕のmodで発生していない/発生しないイベントのことです。

日付は違えど発生した/発生するイベントについては省略しています。

イタリア王国への大攻勢の失敗及び白紙和平

さっき説明した通り、Kaiserreich解釈でイタリア戦線は非常に順調だったため攻勢の失敗はありませんでした。元ネタでオーストリア革命が発生した際に成立した臨時政府は戦争に協力的であり、中央同盟国の対イタリア前線へと物資支援を行っていたのでその要素も合わせるとこれは発生しないんじゃないかと思います。まぁ大国の間で成立した政府は立場が弱いから従うしかないんだよね仕方ないね。

ドイツでの独立社民党の台頭

これが起こるとkaiserreichのドイツ君の立場が危うくなってしまうのでんまそう…大々的なのではなかったという解釈で行きます。

IF世界のIF世界はややこしいですね。

辻褄合わせ

元ネタとKaiserreichとの決定的な違いとしてはKaiserreichではカール一世がVölkermanifest(民族自決)の約束を出したことにより、二重帝国の武力的な崩壊が抑えられたことが上げられます。しかし、元ネタ様ではこれが行われる前に、1月ストライキから臨時政府が誕生してしまったのです。

おそらくこの時のドイツには臨時政府への介入という選択肢があったはずです。

ではなぜ介入しなかったのか

それの辻褄合わせをこれからします(絶望)

 

オーストリア革命時

臨時政府ができた時、ドイツが介入できなかった理由を元ネタオーストリア革命史(前編) - Historia Donaufederaihaでは

この臨時政府の目的は帝国政府の秩序を離れたウィーンなど各都市を懐柔、掌握し完全な無政府状態を回避するとともに、ドイツに介入する理由を与えないことだった。そのため、この臨時政府はケレンスキーの臨時政府とは異なり、皇帝と帝国政府との連携を密にしており、最終的には帝国政府への合流を目論んでいた。

こう書いてあります。つまり臨時政府とは暴動に対してのドイツの介入を防ぐためのものであり、この段階ではドイツは臨時政府に介入出来なかったと考えられます。更にこの臨時政府はウィーン、ヴィーナーノイシュタット、スティリアのカップフェンベルク、モラビアのブリュンという、中央同盟国軍のバルカン戦線に対する重要な補給ポイントと考えられる都市を領有していたため、ドイツ及びオーストリアは臨時政府が協商側に着いて戦争に参加すると、バルカン戦線の軍への補給を断たれる恐れがあったため、友好的に接し、その後の介入を控えたと考えられます。

つまりオーストリア革命にドイツは介入出来ないし、野獣先輩は女の子である。Q.E.D.

さて次は革命戦争だ。まぁこれもガバ理論で何とか結びつけ

Q.Kaiserreich世界ということはイギリスによる海上封鎖は終わってるのと東欧の食物の確保によって飢餓が終わり、それによる暴動が起きにくいので、革命戦争は起きないのでは?

A.あ、そっかぁ…(痴呆)

俺はバカ。なんてこった、これじゃあ革命戦争が起こる理由を説明できないじゃないか。なんとかして考えなくては…………。

多分何かがどうにかしてこうにかなったんだろう。それを説明しろよ。

 

 

 

 

 

思いついた。

というか自分で言ったことを忘れていた。この世界のカール1世はVölkermanifestを宣言していないのである(迫真)

これには民衆も大ブーイング、即革命不可避になっちゃった。

…とかどう?あ、ダメ?ガバガバ?あっふーん………。

(随時加筆中)